東大比較文学會
学会案内 活動 記録資料 研究書誌 掲示板 リンク
掲示板

会員図書 研究動向 近刊書紹介・書評 推薦図書 研究会のお知らせ
展覧会・カタログ評院生委員会
活動主旨 構成 活動記録 展覧会カタログ評 展覧会寸評 CatalTo

CatalTo2017開催〔4〕

日時:2018年6月1日(金)14:00~18:00
場所:駒場博物館2階自然科学博物館展示室
出席者:CatalTo(展覧会図録品評勝手連TOKYO)メンバー計19名
メンバー=教員4名(学内)、大学院生およびOBOG 15名(学内外)

活動報告:(〔3〕のつづき)

以下の18点の展覧会カタログは受賞には至りませんでしたが、メンバーから受賞候補として挙げられました(順不同)。

・『鷗外の「庭」に咲く草花』(文京区立森鷗外記念館、2017年4月8日~2017年7月2日)
(寸評)
作品に登場する草花と、鷗外自邸の植物。同年生まれの鷗外と富太郎。これらを結びつけたテーマの妙と、花の写真に惹かれる一冊。

・『横尾忠則全版画』(町田市立国際版画美術館、2017年4月22日~2017年6月18日。2017年9月9日~2017年12月14日、横尾忠則現代美術館に巡回)
(寸評)
横尾忠則本人にみられるある「強烈さ」が、カタログそのものに置き換えられているような印象を受ける。

・『芦原義信 建築アーカイブ展』(武蔵野美術大学美術館、2017年5月22日~2017年8月13日)
(寸評)
芦原義信の建築をめぐり、写真、設計図、データ、文章などの多様な媒体によって構築されたアーカイブを、一冊の本としてアーカイブする新しい展覧会カタログ。

・『タイ:仏の国の輝き』(東京国立博物館、2017年7月4日~2017年8月27日。2017年4月11日~2017年6月4日、九州国立博物館にて開催)
(寸評)
タイ王国の仏教文化に内在する特徴を体系的かつ網羅的に視覚化した秀作。 特にカタログに掲載された仏像写真の多くは、東大寺の撮影で知られている三好和義によるものであるが、 普段日本の仏像写真を撮っていた作家の個性が、タイの仏像と遭遇した際にどのように現われるのかが確認できるのも、 このカタログの見どころの一つ。

・『藝「大」コレクション:パンドラの箱が開いた!』(東京藝術大学大学美術館、2017年7月11日~2017年9月10日)
(寸評)
東京藝術大学の重厚かつ多彩なコレクションを8つの視点から提示。これからのコレクション展の可能性を考える上での一つの解を示す。

・『美人画名品選:春信・歌麿から芳年・周延まで』(足立区立郷土博物館、2017年7月22日~2017年9月18日)
(寸評)
鈴木春信から楊洲周延まで、江戸明治の錦絵美人画を贅沢に結集。薄いながらも要を得た情報を盛込み、美人画の精髄を手軽に味わえる。

・『超絶記録!西山夘三のすまい採集帖』(LIXIL GALLERY、GALLERY1(東京)2017年9月7日~2017年11月25日。2017年6月9日~2017年8月22日、GALLERY OSAKAにて展示)
(寸評)
戦後日本の様々な庶民住宅と暮す者の息吹が残る生活空間のスケッチが満載。建築学者西山夘三の魅力が存分に凝縮された一冊。

・『シャガール:三次元の世界』(東京ステーションギャラリー、2017年9月16日~2017年12月3日)
(寸評)
シャガールの色彩豊かなイメージを覆す真っ白な表紙。知られざる立体作品の愛に満ちた世界へと誘われる。

・『漱石と子規:松山と東京友情の足跡』(新宿歴史博物館、2017年9月24日~2017年11月19日)
(寸評)
漱石と子規との交流に着目し、両者に縁ある松山市とも連携して開催された展覧会でした。「交友年譜」は、巻末の地図とも対応しており、ふたりの交流が読者の目に浮かぶようです。

(〔5〕につづく)
(2018年9月22日 文責:石川真奈実)


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.todai-hikaku.org/mt/mt-tb.cgi/1616


コメントを投稿

投稿されたコメントは、当ブログ管理者が承認手続きを行なうまで表示されません。
「メールアドレス」「URL」ともに、入力は任意です。
入力された「メールアドレス」はブログには公開されず、必要がある場合のみ、管理者から連絡させていただくことがあります。
「URL」欄には、投稿者ご自身のブログなど、紹介したいアドレスがある方のみご記入ください。


画像の中に見える文字を入力してください。