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CatalTo2017開催〔5〕

日時:2018年6月1日(金)14:00~18:00
場所:駒場博物館2階自然科学博物館展示室
出席者:CatalTo(展覧会図録品評勝手連TOKYO)メンバー計19名
メンバー=教員4名(学内)、大学院生およびOBOG 15名(学内外)

活動報告:(〔4〕のつづき)


・『澁澤龍彦:ドラコニアの地平』(世田谷文学館、2017年10月7日~2017年12月17日)
(寸評)
没後30年を迎えた澁澤の魅力を「語る」一冊。豪華ゲストのエッセイや対談に加え、愛蔵の品々の静かな「語り」が心に迫る。

・『日本パステル畫事始め』(目黒区美術館、2017年10月14日~2017年11月26日)
(寸評)
日本における「パステル畫」の成り立ちを、パステルという画材の特質や製造工程まで具体的に例示した、資料的価値の高い展覧会カタログ。

・『タイポグラフィーの楽しさを探る』(武蔵野美術大学美術館、2017年10月16日~2017年11月11日)
(寸評)
タイポグラフィーの教育現場と、その多様な実践を一冊の書物で伝えるカタログ。理念と実践を兼ねた一冊が、タイポグラフィーのこれからの可能性を想像させてくれる。

・『明治の万国博覧会 新たな時代へ』(久米美術館、2017年10月21日~2017年12月3日)
(寸評)
第五回パリ万博(一九〇〇)、セントルイス万博(一九〇四)、第五回内国勧業博覧会(一九〇三)が見て分かる、読んで分かる一冊。ビジュアルとテクストのバランスが良く、リーダブル。

・『無垢と経験の写真』(東京都写真美術館、2017年12月3日~2018年1月28日)
(寸評)
すでに十四回目となる「日本の新進作家」展のカタログ。特段に目を引く構成ではないが、新進作家を着実に紹介して世に送り出してゆこうとする、同館の確かで篤実な姿勢をうかがわせて好感が持てる。扱われている内では最も若いが、片山真理の作品が秀逸と感じた。

・『徳川家光と若一王子縁起絵巻』(北区飛鳥山博物館、2018年3月17日~2018年5月6日)
(寸評)
家光の命で作られた絵巻(模本のみ現存)の全貌を紹介。横長の判型で綴じ代に写真が隠れず、連続する場面も見やすい設計。

・『フランス絵本の世界:鹿島茂コレクション』(東京都庭園美術館、2018年3月21日~2018年6月12日。2017年9月23日~2017年12月24日、群馬県県立舘林美術館にて開催)
(寸評)
まるで「絵本」のような可愛らしいカタログ。展示された絵本のクローズアップ写真がたくさん載っていて、「ここのこの装飾を見てほしい」「この絵に注目してほしい」というメッセージが伝わってきます。展覧会で見逃してしまったところを新たに発見できる面白いカタログになっていると思います。

(以下は、東京近郊での展覧会ではありませんが、ノミネートされたものです)
・『KYOTO GRAPHIE』(京都国際写真展、2017年4月15日~2017年5月14日。虎屋 京都ギャラリーをはじめ18ヶ所で同時に展示)
(寸評)
街なかに点在する各会場を舞台とした国際芸術祭の内容を凝縮したカタログ。良質な印刷により、その全体像を概観できる。

・『図録近代日本の道徳教育』(京都市学校歴史博物館、2017年12月16日~2018年4月15日)
(寸評)
歴代の教科書の見開き図版多数。「道徳」の前身である修身教育の歴史から、近代日本が目指した国家のあり方が見えてくる。

(2018年9月22日 文責:石川真奈実)


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