東大比較文学會
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全集・叢書・論文集・科学研究費共同研究

 

I 全集・叢書(年代順)

『比較文学講座』第1-第4巻、中島健蔵ほか(編)、清水弘文堂、1971年初版、1982年再版
    第1巻『日本近代評論――比較文学的にみた』
    第2巻『日本近代小説――比較文学的にみた』
    第3巻『日本近代詩――比較文学的にみた』
    第4巻『比較文学――目的と意義』

『講座比較文学』第1-第8巻(詳細目次下記)、芳賀徹/平川祐弘/亀井俊介/小堀桂一郎(編)、東京大学出版会、1973―76年
    第1巻『世界の中の日本文学』
    第2巻『日本文学における近代』
    第3巻『近代日本の思想と芸術Ⅰ』
    第4巻『近代日本の思想と芸術Ⅱ』
    第5巻『西洋の衝撃と日本』
    第6巻『東西文明圏と文学』
    第7巻『西洋文学の諸相』
    第8巻『比較文学の理論』

『講座比較文化』第1-8巻、伊東俊太郎とう(編)、研究社出版、1976―77年
    第1巻『日本列島の文化史』
    第2巻『アジアと日本人』
    第3巻『西ヨーロッパと日本人』
    第4巻『日本人の生活』
    第5巻『日本人の技術』
    第6巻『日本人の社会』
    第7巻『日本人の価値観』
    第8巻『比較文化への展望』

『比較文學研究』第1-第5巻、東大比較文學会、朝日出版社、1978年
    第1巻 富田仁(編)『芥川龍之介』
    第2巻 長谷川泉(編)『森鴎外』
    第3巻 小玉晃一(編)『有島武郎』
    第4巻 剣持武彦(編)『島崎藤村』
    第5巻 塚本利明(編)『夏目漱石』

『叢書比較文学比較文化』第1-第6巻(詳細目次下記)、中央公論社、1993―94年
    第1巻 芳賀徹(編)『文明としての徳川日本』
    第2巻 平川祐弘(編)『異文化を生きた人々』
    第3巻 亀井俊介(編)『近代日本の翻訳文化』
    第4巻 小堀桂一郎(編)『東西の思想闘争』
    第5巻 川本皓嗣(編)『歌と詩の系譜』
    第6巻 大澤吉博(編)『テクストの発見』

『大手前大学比較文化研究叢書』第1-2巻、松村昌家(編)、思文閣出版、2002―04年
    第1巻『谷崎潤一郎と世紀末』
    第2巻『視覚芸術の比較文化』

II 論集(年代順)

島田謹二教授還暦記念論文集『比較文学比較文化』弘文堂、1961年
富士川英郎教授記念論文集『東洋の詩、西洋の詩』朝日出版社、1969年
佐伯彰一(編)『自伝文学の世界』朝日出版社、1983年
国文学研究資料館(編)『文学における「向こう側」』明治書院、1985年
鶴田欣也(編)『日本とカナダの比較文学的研究――さくらとかえで』文芸広場社、1985年
鶴田欣也・平川祐弘(編)『川端康成『山の音』の研究』明治書院、1985年
金沢大学フランス文学会(編)『幻想空間の東西――フランス文学をとおして見た泉鏡花』十月社、1990年
鶴田欣也・平川祐弘(編)『内なる壁――外国人の日本人像、日本人の外国人像』TBSブリタニカ、1990年
倉智恒夫他(編)『祭りのディスクール――民衆文化と芸術の接点』多賀出版、1993年
鶴田欣也・平川祐弘(編)『アニミズムを読む――日本文学における自然、生命、自己』新曜社、1994年
鶴田欣也(編)『日本文学における《他者》』新曜社、1994年
日本比較文学会(編)『美女の図像学』思文閣出版、1994年
日本比較文学会(編)『滅びと異郷の比較文化』思文閣出版、1994年
日本文体論学会(編)『俳句とハイク シンポジウム短詩型表現をめぐって――俳句を中心に』花神社、1994年
平川祐弘(編)『世界の中のラフカディオ・ハーン』河出書房新社、1994年
モダニズム研究会(代表・濱田明)『モダニズム研究』思潮社、1994年
関根英二(編)『うたの響き・ものがたりの欲望――アメリカから読む日本文学』森話社、1996年
平川祐弘・鶴田欣也(編)『『暗夜行路』を読む 世界文学としての志賀直哉』新曜社、1996年
川本浩嗣・井上健(編)『翻訳の方法』東京大学出版会、1997年
筑波大学文化批評研究会(編)『植民地主義とアジアの表象』筑波大学文化批評研究会、1999年
平川祐弘(編)『異国への憧憬と祖国への回帰』明治書院、2000年
稲賀繁美(編著)『異文化理解の倫理にむけて』名古屋大学出版会、2001年
鈴木貞美(編)『雑誌『太陽』と国民文化の形成』思文閣出版、2001年
東京大学比較文学比較文化研究室(編)『女性から見た日韓文化――ことばと文学:第二回日韓学術交流シンポジウム』東京大学比較文学比較文化研究室、2001年
遠藤泰生/木村秀雄(編)『クレオールのかたち――カリブ地域文化研究』東京大学出版会、2002年
宮本久雄・岡部雄三(編)『「語りえぬもの」からの問いかけ』講談社、2002年
今橋映子(編著)『展覧会カタログの愉しみ』東京大学出版会、2003年
芳賀徹(編)『岩倉使節団の比較文化史的研究』思文閣出版、2003年
東京大学比較文学比較文化研究室(編)『ポスト・コロニアリズム:日本と台湾:比較文学比較文化論集』改訂版、東京大学比較文学比較文化研究室、2003年
山内久明・川本皓嗣(編著)『近代日本における外国文学の受容』放送大学教育振興会、2003年
和漢比較文学会・中日比較文学学会(共編)『新世紀の日中文学関係:その回顧と展望』勉誠出版、2003年
キャンベル(ロバート)(編)『読むことの力』講談社選書メチエ、2004年
パンテオン会雑誌研究会(編)『パリ1900年・日本人留学生の交遊――『パンテオン会雑誌』資料と研究』ブリュッケ、2004年
早稲田大学古代文学比較文学研究所(編)『交錯する古代』勉誠出版、2004年
早稲田大学古代文学比較文学研究所(編)『交錯する古代』勉誠出版、2004年
齋藤希史(編)『日本を意識する』講談社選書メチエ、2005年
瀧田佳子(編)『太平洋世界の文化とアメリカ――多文化主義・土着・ジェンダー』彩流社、2005年
川本皓嗣・松村昌家(編)『ヴィクトリア朝英国と東アジア』思文閣出版、2006年
甚野尚志(編)『歴史をどう書くか』講談社選書メチエ、2006年
早稲田大学古代文学比較文学研究所(編)『日本・中国交流の諸相』アジア遊学別冊、勉誠出版、2006年
ゴチェフスキ(ヘルマン)(編)『知の遠近法』講談社選書メチエ、2007年

III 科学研究費共同研究

平川祐弘(代)「自伝文学の比較文学的研究」(東京大学、1986―88年)
阿部良雄(代)「文学、芸術における空間表現の比較文化的研究」(東京大学、1987―88年年)
阿部良雄(代)「文学及び美術に表現された庭園についての比較文化的研究」(東京大学、1991―92年)
森安達也(代)「スラヴ語スラヴ文学の比較対照研究の課題と方法」(東京大学、1991―93年)
成惠卿(代)「能の比較文学的研究――主に外国文学及び現代演劇への影響について」(東京大学、1993―94年)
大澤吉博(代)「日本文学の発信可能性の研究」(東京大学、1994―95年)
大澤吉博(代)「日本文学翻訳論の新しい地平」(東京大学、1996―97年)
名波弘彰(代)「ポスト・コロニアリズムからみたアジアの都市表象」(筑波大学、1996―98年)
林雅彦(代)「文学と絵画の関係についての中国・韓国・日本の比較研究」(明治大学、1997―98年)
十重田裕一(代)「横光利一を中心とする1920年代モダニズム文学の研究」(早稲田大学、1999―2000年)
菅原克也(代)「文学における近代東アジアの相互交流」(東京大学、2001―03年)
田中優子(代)「近世遊廓の成立とその文化史――文学・美術・流通から見た社会的・文化的位置づけ」(法政大学、2001―02年)
平石典子(代)「日本近代文学における女性のセクシュアリティーを巡る図像と言説の比較文学的研究」(筑波大学、2002―04年) 
水島裕雅(代)「東洋・西洋の「色彩」とそのイメージの比較文学・比較文化的研究」(広島大学、2002―04年)


『講座比較文学』第1-第8巻、芳賀徹・平川祐弘・亀井俊介・小堀桂一郎(編)、 東京大学出版会、1973-76年
  第1巻『世界の中の日本文学』
    Ⅰ 日本文学の祖型
    J.C.ペルゼル「日本の神話における人間性」(山崎信子訳)
白川静「古代歌謡の世界――『詩経』と『万葉集』」
吉川幸次郎「推移の感覚」
Ⅱ 世界のなかの平安文化
島田謹二「一比較文学者の『源氏物語』観」
サイデンステッカー「『源氏物語』の翻訳――西洋と日本」(山崎信子訳)
大曾根章介「『源氏物語』と白話小説――近世儒者の『源語』観」
大岡信「中世和歌の象徴主義――「色」と「色離れ」を中心に」
岡田愛子「英語の世界の小町伝説」
Ⅲ 中世文学――東と西
佐藤輝夫「『今昔物語』の世界」
堀越孝一「中世叙事詩における騎士道――ひとつの方法論的陳述」
川本皓嗣「夕暮の歌――「秋夕」の類型的コノテーション」
大久保直幹「謡曲『錦木』とイェイツ」
太田雄三「ブレヒトと能」
  第2巻『日本文学における近代』
    Ⅰ 伝統的形式と独創
神田孝夫「詩における伝統的なるもの――異説・『新体詩抄』の詩史的位置」
森亮「『於母影』から『珊瑚集』まで――翻訳詩論」
柳富子「二葉亭の初期の訳業――翻訳散文論」
脇明子「泉鏡花と夢野久作」
亀井俊介「「異端」詩人岩野泡鳴」
Ⅱ 新しい美意識の誕生
小堀桂一郎「自然主義と反自然主義――明治四十二年暮の鴎外の反自然主義的転回を視点として」
島田謹二「『田園の憂鬱』考」
井村君江「日夏耿之助の詩の世界」
三浦安子「朔太郎の「白」の世界――白秋をかえりみつつ」
ジャクリーヌ・ピジョー「谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』」(水島裕雅訳)
  第3巻『近代日本の思想と芸術Ⅰ』
    Ⅰ 近代意識の発動
阿部吉雄「日本朱子学の発達と朝鮮・明との比較」
村上陽一郎「新井白石――日本における西欧観形成の一例」
富士川英郎「古方家と蘭学」
子安宣邦「本居宣長――「物のあはれをしる心」」
鹿野政直「吉田松陰」
筑波常治「自叙伝の系譜」
Ⅱ 徳川文化と西欧世界
沢井芳江「『ぎやどぺかどる』にみるキリスト教の摂取」
ドナルド・キーン「『忠臣蔵』論」(井田卓訳)
佐々木昭夫「秋成とポー」
芳賀徹「与謝蕪村の小さな世界――十八世紀日本文化史のなかでの考察」
前田愛「『パミラ』と『梅暦』」
富士川英郎「江戸後期とビーダーマイヤー」
由良君美「江戸芸術のマニエリスム――曾我蕭白のケース・スタディ」
小宮曠三「歌舞伎とドイツ演劇」
金子美都子「俳句・ハイカイ・エリュアール――比較詩法の試み」
  第4巻『近代日本の思想と芸術Ⅱ』
    Ⅰ 西洋芸術の日本的展開
芳賀徹「高橋由一と岸田劉生――『切通し』への道」
エレン・コナント「明治初期日本における美術と政治――フェノロサの「影響」をめぐって」(山崎信子・井田卓訳)
高階秀爾「明治三十年代芸術における世紀末的背景」
別宮貞雄「山田耕筰の場合――私見」
河竹登志夫「新劇運動における近代の位相」
倉智恒夫「西洋近代小説の日本的翻案――森田思軒と泉鏡花」
Ⅱ 文学者の西洋体験
江藤淳「鴎外と漱石――その留学と恋と」
松本道介「荷風と帰朝者の意識」
新田義之「木下杢太郎と西欧」
平川祐弘「高村光太郎における訳詩と創作詩」
Ⅲ 教養としての西洋
杉田弘子「ニーチェと大正教養主義――阿部次郎の場合」
小堀桂一郎「斎藤茂吉における「多力への意志」――「深処の生」の支えとしてのニーチェ」
佐藤俊夫「「教養」の外――山本周五郎に見る庶民の倫理」
  第5巻『西洋の衝撃と日本』
    Ⅰ 啓蒙期の思想
和田正弘「諭吉と海舟」
井田進也「兆民のフランス留学――ルソーとの出会い」
源了圓「北村透谷論」
渡辺正雄「明治初期のダーウィニズム」
Ⅱ 日本国家の思想
神田孝夫「帝国大学の思想」
島田謹二「秋山真之の兵学思想――ロシヤ戦争前夜の日本海軍の戦法」
三輪公忠「徳富蘇峰の歴史像と日米戦争の原理的開始――大正十三年七月一日、排日移民法の実施をめぐって」
Ⅲ 世界主義と日本主義
佐伯彰一「岡倉天心――コスモポリタン・ナショナリストの内面」
小林善彦「新渡戸稲造」
太田雄三「内村鑑三と植村正久」
富永昭「正宗白鳥とキリスト教の触れ合い」
亀井俊介「ヨネ・ノグチの英詩――『見界と不見界』を中心に」
末木剛博「鈴木大拙の非大拙的理解」
  第6巻『東西文明圏と文学』
    Ⅰ 文明圏と文学
呉茂一「ギリシァ文学の成立」
並木浩一「イスラエル伝承文学――アブラハム伝承の展開」
田中於菟彌「インドの説話」
森安達也「ビザンチン文明の意味」
クサヴィエ・ド・プラノール「氷の交易――地中海および中東における雪の交易」(田辺裕訳)
前嶋信次「吟遊詩人とアラビア文化――アンダルシアとプロヴァンス」
平川祐弘「東の橘と西のオレンジ――文学的感受性の伝播のあとをたどって」
本間長世「ピューリタニズムとフロンティア精神――アメリカの独自性の追求」
Ⅱ 東西の相互認識
増田義郎「大航海時代を通じての東洋認識」
岡本サエ「中国における最初のヨーロッパ観」
Ⅲ 東方へのまなざし
菊池栄一「『西東詩集』の世界」
滝田佳子「トランセンデンタリストと東洋――ソローを中心に」
森亮「ラフカディオ・ハーンと日本の心」
渡辺守章「クローデルと日本――自然ならびに空無の詩法をめぐって」
氷上英廣「ニーチェにおける脱ヨーロッパの思想」
  第7巻『西洋文学の諸相』
    Ⅰ 主題と変奏
小堀桂一郎「死の形象」
久保正彰「プロメーテウスの解放」
トーマス・インモース「聖母マリア――その主題と変奏」(三浦安子・伊藤紀久代訳)
河原忠彦「ファウスト」
厨川文夫「アーサー王伝説」
Ⅱ ジャンルの展開
新田義之「ドイツ抒情詩の形式的展開――十六世紀よりゲーテまで」
中野里皓史「喜劇――フォルスタッフの登場と退場」
登張正実「教養小説」
新倉俊一「ファブリオ、コント、ノヴェレ」
Ⅲ 想像力の活動
相沢博「メルヘン」
川端香男里「ユートピア文学」
仙北谷晃一「自然の文学」
私市保彦「空想旅行文学――ロビンソン・クルーソーとジュール・ヴェルヌの三部作・あるいは近代ヨーロッパにおける旅の夢想の一原型について」
  第8巻『比較文学の理論』
    亀井俊介「比較文学の展望」
小堀桂一郎「「影響」研究をめぐる諸問題」
亀井俊介「外国における作家の運命――日本におけるロングフェロー」
平川祐弘「イズムの功過――外来思想の受容と変容」
池上嘉彦「文学における言語学的方法――その可能性と限界」
佐伯彰一「文学におけるジャンルとは何か――ジャンル論の現代性」
塚本明子「隠喩の構造――比較の原点にあるもの」
高階秀爾「絵の中の本 ゴッホとフランス文学をめぐる一考察」
座談会「比較文学と比較文化」
     
『叢書比較文学比較文化』第1-第6巻、中央公論社、1993-94年
  第1巻 芳賀徹(編)『文明としての徳川日本』
    芳賀徹「「徳川の平和」小論――比較文化史的一考察」
Ⅰ 世界のなかの「鎖国」列島
遠藤泰生「「太平洋」の登場――徳川日本と海」
笠谷和比古「参勤交代の文化史的意義」
金泰俊「十八世紀の江戸、漢城と北京――東アジアの外交制度と徳川日本」
山内昌之「葵と三日月と双頭の鷲と――江戸と君府から見た十八世紀泰西事情」
Ⅱ 文化空間のひろがり
加納孝代「『ぎやどペかどる』と日本」
杉田英明「薔薇水考――イスラム世界と徳川日本」
田中優子「東アジアにおける『水滸伝』の展開」
崔博光「唱和の世界――朝・日間の使行詩の交流を中心として」
小宮彰「新井白石の時間・空間・世界」
小谷野敦「もう一つの境界――間宮林蔵と『椿説弓張月』」
Ⅲ 花咲く都市
白幡洋三郎「植物を愛でる都市」
山下真由美「歌舞伎の色彩美学」
佐伯順子「「美人」の時代」
池田美紀子「池大雅と風景画――白雲、還(ま)た自由なり」
福田眞人「江戸の労咳、明治の肺病――結核のロマン化についての一考察」
Ⅳ 江戸の残映
延廣眞治「スコットと円朝――三遊亭円朝「英国女王イリザベス伝」」
井田進也「中江兆民と義太夫節の世界――『一年有半』を読む」
四方田犬彦「『髪結新三』の変遷――河竹黙阿弥と日本映画」
今橋映子「江戸の記憶・都市の映像――リヴィエール、コバーン、福原信三」
  第2巻 平川祐弘(編)『異文化を生きた人々』
    平川祐弘「異文化を生きた人々」
岡本さえ「徐光啓と「夷狄」――中国の比較思想」
上垣外憲一「寂室元光――孤高の入元僧」
金泰俊「洪大容――十八世紀の交友論の系譜と関連して」
ジョン・ボチャラリ「内なる外国――本居宣長と中国」
土谷直人「ロシアを生きた光太夫」
大嶋仁「一身二生の人――福沢諭吉における比較文化論者としての主体性」
張偉雄「「海外蓬瀛 別に天あり」――黄遵憲の日本理解」
井戸桂子「明治十九年、アメリカからの来訪者――アダムズとラファージの相反する日本理解」
中村健之介「日露戦争時のニコライの日記」
佐々木英昭「書物の誘惑、女性の発見――森田草平の世界」
大澤吉博「多言語状況を生きる作家――タゴールとグギ・ワ・ジオンゴを論じて」
劉岸偉「豊饒な黄昏――周作人とヨーロッパの世紀末」
江村洋「洋行帰りの苦悶――荷風の『新帰朝者日記』から『下谷叢話』まで」稲賀繁美「デュレを囲む群像――ジャポニスムの一側面」
遠田勝「鎮魂と慰霊の語り手、小泉八雲――夢幻能との比較を手がかりに」
ジョージ・ヒューズ「ラフカディオ・ハーン――世紀末のパフォーマー」(杉山直子訳)
仙北谷晃一「竹山道雄の文化遍歴――ハーンとの関係を中心に」
牧野陽子「赤裸々の人間讃歌――キャサリン・サンソムの東京時代」
  第3巻 亀井俊介(編)『近代日本の翻訳文化』
    亀井俊介「日本の近代と翻訳」
Ⅰ 西洋文明と「日本的」伝統
加納孝代「翻訳文学としての聖書――旧訳聖書「雅歌」第二章にみられる相聞」
川西進「『セルフ・ヘルプ』と『西國立志編』」
松村昌家「政治小説翻訳事始め――『政党余談春鶯囀』の巻」
満谷マーガレット「善と悪、そして旅――中島湘煙とブルワー・リットン」
ヨコタ村上孝之「ロシアの性、江戸の性――尾崎紅葉・小西増太郎訳『クロイツェル・ソナタ』を読む」
Ⅱ 多様な翻訳文学の実験
瀧田佳子「あはれの少女――大和田建樹と『明治唱歌』」
及川茂「新体詩の脚韻」
加島祥造「漢詩和訳考」
島田太郎「若松賎子訳『小公子』の成立」
私市保彦「日本の〈ロビンソナード〉――思軒訳「十五少年」の周辺」
佐藤宗子「児童文学の再話――その背景と可能性」
Ⅲ ひろがりゆく翻訳文化
藤岡伸子「日本アルプスの誕生――文学者・小島烏水による文化翻案の試み」
井上健「『文章読本』への道――谷崎潤一郎と翻訳という「制度」」
大島眞木「谷崎潤一郎の翻訳論」
張競「恋の心象としての薔薇――佐藤春夫の訳詩「薔薇をつめば」をめぐって」
池内紀「スタヴローギンの眼――神西清の場合」
  第4巻 小堀桂一郎(編)『東西の思想闘争』
    Ⅰ カトリック的世界像との対決――大航海時代と日本
小堀桂一郎「普遍主義の挑戰と日本の應答――近世における對決・サヴィエルからシドチまで」
小澤萬記「山口の討論――一五五一年、山口に於けるイエズス会宣教師と日本人との宗教論争」
藤田みどり「奴隷貿易が与えた極東への衝撃」
入江隆則「新井白石とシドチの対決」
子安宣邦「国学における神の再・形象化――篤胤の天主教教理受容の位相」
Ⅱ 「近代文明」の福音?――融合と抵抗の航跡
兵頭高夫「ケンペルの日本論――その思想と時代」
井上英明「「国土」にひそむ神話」
和田正美「戊辰のこと――江戸開城の精神」
劉香織「西洋的近代へのある文人の抵抗――辜鴻銘の訪日講演集を中心に」
小谷幸雄「「文明」論序説――ルートヴィッヒ・クラーゲスと冨永半次郎を中心に」
鈴木秀治「象徴としての衣服――ケーペル、タウト、安吾」
古田島洋介「滅びゆく漢文教育――再生への提言」
Ⅲ 普遍主義との百年戦争――一神教的価値観と日本人
坂本兵部「内村鑑三と「日本的基督教」――晩年の歩みに現れた諸問題」
渡辺善雄「明治末期の思想闘争――天皇制の再編強化と森鴎外の秀麿物」
松居竜五「鎮魂と異教――折口信夫の戦中・戦後」
高橋史朗「占領軍による国家神道の解体――「神道指令」をめぐって」
牛村圭「シンガポールにおける河村参郎中将――『十三階段をのぼる』を読む」
田所光男「森有正におけるリルケの影」
稲賀繁美「寛容の否定的能力:『サルマーン・ラシュディー事件』再考――「表現の自由」と「イスラーム」との狭間   にたった翻訳者」
  第5巻 川本皓嗣(編)『歌と詩の系譜』
   
大岡信「叙景歌の抒情性――日本詩歌の本質についての試論」
尼ヶ崎彬「枠と縁――和歌の修辞法」
アール・マイナー「日本文学と西洋文学における連想の特性」(田村義也訳)

神野志隆光「歌の発想形式と「こころ」の表現――万葉歌の表現をめぐって」
猪俣賢司「王朝歌学とルネサンス詩学――模倣の理念と母国語意識」
沓掛良彦「恋と閨怨の歌――和泉式部、魚玄機、ルイーズ・ラベ」
榊敦子「たはむれる、物語――歌のコンテクスト性をめぐって」

持田季未子「草木の精の能にみる日本的自然観」
ハルオ・シラネ「松尾芭蕉におけるパロディーと異言語混淆」(菅原克也・衣笠正晃訳)
川本皓嗣「伝統のなかの短詩型――俳句とイムジズムの詩」

アール・ジャクソンJr.「ものの意味とものの生命――近代詩の抒情に関する比較文化的考察」(澤入要仁訳)
菅原克也「「邦語の制約」と象徴詩の実験――蒲原有明の難解さ」
小川敏栄「近代詩の中の水の女――荻原朔太郎の逢引きの詩について」

阿部良雄「日本のモダニズム」
エリス俊子「伊東静雄の自然――「わがひとに與ふる哀歌」から「春の雪」まで」
荒木亨「戦後の詩」
夏石番矢「二十世紀日本排句史の視座」
  第6巻 大澤吉博(編)『テクストの発見』
    Ⅰ 「テクスト」を読む
大澤吉博「テクストを読むということについて」
菅原克也「テクストとしての風景」
Ⅱ 『夢十夜』「第一夜」を読む
遠田勝「土中に葬られ百年の間、女の思うこと」
小林康夫「涙と露」
小森陽一「声とまなざし」
Ⅲ 現実をめざす
中直一「お雇い外国人の日記」
太田昭子「『米欧回覧実記』を読む」
加藤百合「白夜の街で――二葉亭四迷の晩年とペテルベルグ」
小宮彰「科学テクストの文体――大橋力『情報環境学』」
市川裕見子「作家の子の一記録――有吉玉青『身がわり』の場合」
菅原浩「近代以前の説教 青山常に運歩す――道元「山水経」をめぐって」
小谷野敦「幕末の政治思想文書――吉田松陰「投夷書」」
北村結花「内なる矛盾――岸田俊子「同胞姉妹に告ぐ」を読む」
内藤高「非言語芸術家のマニフェスト――鏑木清方「郷愁の色」」
佐藤宗子「風をおこす旗手――早大童話会「少年文学宣言」を読む」
Ⅳ 文学をこえる
佐伯順子「人形浄瑠璃の舞台を「よむ」――『新版歌祭文』「野崎村」の場合」
新井潤美「落語における演者と聴衆――八代目桂文楽の「つるつる」を読む」
平高典子「二つの砂山」
及川茂「『暁斎絵日記』を読む」
セオドア・グーセン「『FRONT』の裏面――日本の戦時報道写真」(内野儀訳)
西村佐和子「絵と文字の間――「後姿の隻脚の男」を追って」
井戸桂子「フィラデルフィア万国博覧会に於ける日本――日米交流の原点で」
大久保美春「モース・コレクションを読む」
藤岡伸子「焼物をよむ――竹の子文志野筒茶碗 銘「玉川」(桃山時代・一六世紀後半)」
Ⅴ テクストにむかう
笠原賢介「『即興詩人』の翻訳――<時>の造形」
井上健「岩野泡鳴訳、アーサー・シモンズ『表象派の文学運動』」
泉千穂子「ケストナーと一番初めのエミールたち」
古田島洋介「朝鮮通信使の序文――申維翰と『芝軒吟稿』」
前川裕「「弱法師」における意味の再発見――『天人五衰』との関連において」
衣笠正晃「「詠み手」と「読み手」の距離――斉藤茂吉『作歌四十年』」
澤入要仁「津田左右吉『文学に現はれたる国民思想の研究』――恋愛の遊戯性とその詩情」
大嶋仁「小林秀雄『本居宣長』より」

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監修者:今橋映子(東京大学大学院・准教授)
作成分担者:鄭秀鎭・韓冰・李賢晙・翁長瑠璃子・滝内美貴子・二村淳子・金嬛鏡・奥彩子黄毓婷林久美子檜山智美任ダハム・韓程善・金暁美・蔡暉映・金志映・堀江秀史・定村来人(東京大学大学院院生・作成当時)